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手続き

犬が亡くなったときの死亡届:手続きと期限

公開 2026-07-11 更新 2026-07-11

目次

お別れのあとにやることを、順番に確認できます

ペットの状況に合わせて、必要な手続きや供養と期限・窓口を一覧にします。

結論

犬が亡くなったときは、お住まいの自治体への死亡の届け出が必要とされています。これは犬の登録制度にもとづく手続きで、鑑札や注射済票の返却を求められることもあります。ただし、届け出の期限や方法、返却の要否は自治体によって異なります。このページでは一般的な流れをやさしくご案内しますが、具体的な条文や期限の断定は避け、お住まいの市区町村の窓口で確認していただく形で整理します。まずは安置と火葬を優先し、落ち着いてから進めて大丈夫です。

大切な家族である犬を見送ったあと、「役所への届け出が必要と聞いたけれど、どうすればいいのだろう」と気にかかる方は少なくありません。まずお伝えしたいのは、急いで役所に駆け込む必要はない、ということです。多くの場合、まずは安置と火葬を落ち着いて進め、届け出はそのあとで対応しても差し支えありません。このページでは、犬が亡くなったときの死亡の届け出について、一般的な流れをやさしく整理します。

ただし、届け出の期限や方法、鑑札などの取り扱いは、お住まいの自治体によって定めが異なります。そのため、このページでは具体的な日数や条文の断定は避け、「何を確認すればよいか」「どこに確認すればよいか」という道しるべをお示しすることに重きを置きます。正確な手続きは、必ずお住まいの市区町村の窓口でご確認ください。焦らず、一つずつ順番に見ていきましょう。

なぜ犬には死亡の届け出が必要なのか

犬は、飼い始めたときに自治体へ登録することが法律で定められています。これは、飼い主を明確にし、狂犬病の予防などの観点から犬の所在を把握するための制度です。そのため、犬が亡くなったときにも、登録を抹消するための届け出が必要とされています。

猫やうさぎ、小鳥などのその他のペットには、犬のような登録・届け出の制度が原則としてないことが多く、この点で犬は扱いが異なります。犬を飼っていた方にとっては、火葬や供養とあわせて、この届け出も見送りのあとに済ませておきたい手続きのひとつになります。とはいえ、これは急を要するものではないことがほとんどですので、まずはお別れの時間を大切にしてください。

登録の抹消をきちんと行っておくことには、いくつかの意味があります。届け出をしないままだと、翌年度以降も登録が残り続け、狂犬病予防注射の案内などが届き続けることがあります。手続きを済ませておけば、そうした案内が止まり、気持ちの区切りにもつながります。届け出は、亡くなった犬のための最後の事務手続きのひとつと考えて、落ち着いたときに進めていただければ十分です。

届け出の一般的な流れと期限

犬の死亡の届け出は、おおまかには次のような流れで進みます。ただし、これはあくまで一般的な例であり、実際の手順や期限は自治体によって異なります。次のタイムラインは、亡くなったあとに落ち着いて進める手続き全体のなかで、届け出がどのあたりに位置するかの目安です。

亡くなったあとに落ち着いて進めることの目安

時期の目安順に並べています。ご状況により前後することがあります。

  1. すぐに(当日〜数日)

    • ご遺体の安置(保冷・タオル・箱)

      期限の目安:すぐに

    • 火葬・葬儀社への連絡と日程調整

      期限の目安:すぐに〜数日

      窓口:ペット葬儀社・訪問火葬業者

    • 家族・お世話になった人への連絡

      期限の目安:すぐに

  2. 1〜2週間以内

    • ペット保険の解約・請求

      期限の目安:早めに(登録していた場合)

      窓口:加入中のペット保険会社

※ 一般的な目安です。故人の状況により必要な手続きは異なります。 相続・税務など判断に迷う項目は、各窓口や専門家にご相談ください。

上のように、届け出そのものは、安置や火葬を済ませたあとに落ち着いて行う手続きのひとつです。まず、お住まいの市区町村の窓口に、犬が亡くなった旨を伝えます。窓口の名称は、生活衛生課・保健所・市民課など、自治体によってさまざまです。どこが担当かわからない場合は、市区町村の代表窓口や公式サイトで案内を確認するとよいでしょう。

届け出の期限については、一定の日数以内と案内している自治体もあれば、明確な期限を設けず随時受け付けている自治体もあります。ここで具体的な日数をお示しすることは、かえって誤解を招くおそれがあるため控えます。正確な期限は、お住まいの市区町村の窓口や公式サイトで必ずご確認ください。多くの場合、安置と火葬を優先し、そのあとで届け出を進めても間に合うことがほとんどです。

届け出の方法

届け出の方法も、自治体によって異なります。一般的には、次のような方法が用意されていることがあります。ご自身のお住まいの地域でどの方法が使えるかは、事前に確認しておくと安心です。

  • 窓口での届け出:市区町村の担当窓口へ出向いて手続きする方法です。鑑札などを持参できるため、返却が必要な場合もその場で済みます。
  • 郵送での届け出:窓口へ行くのが難しい場合に、書類を郵送して手続きできる自治体もあります。
  • オンラインでの届け出:近年は、電子申請の窓口を設けている自治体も増えています。対応の有無は公式サイトで確認できます。

どの方法が使えるか、また必要な書類は何かは、自治体によって異なります。窓口へ出向く前に、電話や公式サイトで確認しておくと、二度手間を防げます。悲しみのなかで役所とやりとりするのは負担が大きいものですので、無理のないペースで進めてください。ご家族に手続きをお願いできる場合は、頼ってもよいでしょう。

鑑札・注射済票の返却について

犬の登録をしたときには、鑑札が交付されます。また、狂犬病予防注射を受けた際には、注射済票が渡されます。犬が亡くなったときには、死亡の届け出とあわせて、これらの返却を求められることがあります。

ただし、返却が必要かどうかは自治体によって異なり、思い出の品として手元に残せる場合もあります。「返してもらえるのだろうか」と不安に感じる方もいますが、多くの自治体では、ご希望に応じて対応してもらえることがあります。返却の要否や、手元に残せるかどうかを含めて、お住まいの市区町村の窓口でご確認ください。

鑑札や注射済票が見当たらない場合でも、慌てる必要はありません。紛失している場合の取り扱いについても、窓口で相談すれば案内してもらえます。届け出そのものは、鑑札がなくても受け付けてもらえることが一般的です。まずは窓口に事情を伝え、どうすればよいかを確認するのが確実です。

マイクロチップを装着している場合

近年は、犬にマイクロチップを装着し、登録している場合もあります。マイクロチップの登録情報についても、亡くなったときには変更や届け出が必要とされることがあります。

マイクロチップの手続きは、自治体の窓口ではなく、環境省が指定する登録機関で行うのが一般的です。手続きの要否や方法は制度によって定められており、時期によって取り扱いが変わることもあります。マイクロチップを登録していた場合は、環境省の案内や指定登録機関の公式サイトで、死亡時にどのような手続きが必要かをご確認ください。こちらも急を要するものではないことが多いので、落ち着いてから進めて差し支えありません。

手続きを進めるときの心構え

見送りのあとに事務手続きを進めるのは、気持ちの面でつらいものです。書類を書いたり役所とやりとりしたりするたびに、亡くなったことを実感して心が沈むこともあるでしょう。そうしたお気持ちは自然なもので、無理に急ぐ必要はありません。

手続きは、ご自身の気持ちが少し落ち着いてから、できる範囲で進めていけば十分です。ご家族がいる場合は、手続きを分担したり、代わりにお願いしたりするのもよいでしょう。一人で抱え込まず、頼れるところは頼ってください。届け出や返却は、亡くなった犬のための最後のお世話のひとつと考えると、気持ちの整理につながることもあります。

わからないことがあれば、遠慮なく窓口に問い合わせて構いません。役所の窓口は、こうした手続きの相談に応じてくれます。「何から始めればいいのか」「何を持っていけばいいのか」といった基本的なことも、電話で確認できます。悲しみのなかで一つずつ進めるのは大変ですが、無理のないペースで、少しずつ整えていってください。

手続きの案内は、多くの自治体で公式サイトにも掲載されています。窓口に電話をかける前に、まずサイトで必要な書類や受付時間、担当窓口の場所を確認しておくと、当日の手続きがスムーズになります。もし記載がわかりにくい場合や、ご自身のケースに当てはまるか判断がつかない場合は、電話で直接たずねるのが確実です。窓口の方は、こうした問い合わせに慣れていますので、ためらわずに相談してください。手続きそのものは、多くの場合それほど複雑なものではなく、必要な情報を伝えれば短時間で済むことがほとんどです。

火葬・供養とあわせて考える

死亡の届け出は、火葬や供養と並行して進めていく手続きのひとつです。多くのご家族は、まず安置をして、火葬の手配を整え、そのあとで役所への届け出を済ませる、という順で進めています。急いで届け出を先に済ませる必要はなく、お別れの時間を大切にしてから対応して構いません。

亡くなった直後で火葬までに時間がある場合は、ご遺体を安置しておく必要があります。安置の方法はペットが亡くなったら:安置の方法と手順でていねいに解説していますので、あわせてご覧ください。火葬の形式や費用について知りたいときはペット火葬の費用は?形式・体重別の相場と内訳が参考になります。ご自身の条件に近い費用の目安は費用シミュレーターで、亡くなったあとに必要な手続きの一覧はお見送りのチェックリストで確認できます。

チェックリストでは、死亡の届け出を含む死後の手続きを、期限の目安とともに一覧で整理しています。「何を、いつまでに、どこで」を一度に把握できるので、抜け漏れを防ぐのに役立ちます。悲しみのなかでは、やるべきことを頭の中だけで管理するのは難しいものです。こうした一覧を手がかりに、一つずつ確認しながら進めていくと、落ち着いて対応できます。

監修・編集について

このページは、犬が亡くなったときの届け出に関する一般的な情報を、公開されている情報をもとに編集部で整理したものです。届け出の期限・方法、鑑札や注射済票の返却の要否、マイクロチップの手続きなどは、お住まいの自治体や制度によって異なります。このページでは具体的な日数や条文の断定を避け、確認先の窓口をご案内するにとどめています。正確な手続きは、必ずお住まいの市区町村の窓口や環境省の案内でご確認ください。記事の作成方針については運営・監修についてをご覧ください。

お別れのあとにやることを、順番に確認できます

ペットの状況に合わせて、必要な手続きや供養と期限・窓口を一覧にします。

よくある質問

犬が亡くなったら死亡届は必要ですか?

犬の場合は、お住まいの自治体への死亡の届け出が必要とされています。これは犬の登録制度にもとづく手続きで、猫やその他の小動物とは扱いが異なります。ただし期限や方法は自治体によって異なるため、落ち着いてからお住まいの市区町村の窓口でご確認ください。安置や火葬を先に進めても差し支えないことがほとんどです。

死亡届の期限はいつまでですか?

届け出の期限は、お住まいの自治体によって定めが異なります。一定の日数以内と案内している自治体もあれば、次回の登録更新の時期にあわせて対応する自治体もあります。正確な期限は、必ずお住まいの市区町村の窓口や公式サイトでご確認ください。まずは安置と火葬を優先し、届け出はそのあとで進めても間に合うことが多いです。

鑑札や注射済票はどうすればいいですか?

犬の登録時に交付された鑑札や、狂犬病予防注射を受けた際の注射済票は、死亡の届け出の際に返却を求められることがあります。ただし取り扱いは自治体によって異なり、手元に残せる場合もあります。返却が必要かどうかを含め、お住まいの市区町村の窓口でご確認ください。

届け出はどこでできますか?

多くの場合、お住まいの市区町村の窓口(生活衛生課や保健所など、自治体によって名称は異なります)で受け付けています。窓口へ出向く方法のほか、郵送やオンラインで受け付ける自治体もあります。どの方法が使えるかは自治体によって異なるため、事前に窓口や公式サイトで確認しておくと安心です。

届け出をしないとどうなりますか?

犬の登録は継続しているものとして扱われるため、届け出をしないままだと、翌年度以降も登録が残り、狂犬病予防注射の案内などが届き続けることがあります。手続きの詳しい取り扱いは自治体によって異なりますので、正確なことはお住まいの市区町村の窓口でご確認ください。急ぐ必要はありませんが、落ち着いたら忘れずに進めておくと安心です。